高品質なお酒が当たり前になった時代。
一方で、お酒を飲まないという選択が
当たり前になった時代。
我々が生きる現代はそういう時代だ。
では我々はどんなお酒を造るのか。
そして、我々が造るお酒の存在意義とは
何なのか。
それは結局の所どちらも、「美味しい」に
帰結すると考える。
「美味しい」お酒を造ることこそが
我々の使命であり、
「美味しい」お酒であるからこそ、
存在し続けられる
可能性がある。
勿論、特定の味や香りを持ったお酒のみが
美味しいと
いうわけではない。
他方、どんな味や香りを持ったお酒でも
美味しいと
いうわけでもない。
「美味しい」は思っている以上に複雑である。
しかし造り手である以上、我々は複雑な
「美味しい」を
形にしなければならない。
今の飲み手に、そしてこれからの飲み手に
「美味しい」を
届けていかなければ
ならない。
末廣は創業以来、「美味しい」への
挑戦を続けてきた。
そんな末廣だからこそできること。
それは複雑な美味しさを紐解き、
一人一人にとって
本当に必要な美味しさを
届けること。
そして、今までの概念にとらわれない
多様な美味しさをも
楽しむこと。
複雑な「美味しい」を考え、
多様な「美味しい」を創る。
我々が目指すものだ。